大人片づけの講座のメソッドの1つ、ライフメモを書いてみて、一度引っ越しをしたことがあるのを思い出しました。少し広くなった家になったのがうれしくて、欲しい物を買いそろえ、家族と喜んでいました。その結果が、今なのですが……。
でも、ライフメモを見て、よく考えてみたら、広い家にひっこしたわけではないことに気が付きました。
そうです!!こんなに物を増やせるスペースは、そんなになかったのです。新しい収納スペースができたうれしさで、母といっしょにいらないものをどんどん買っていた時期があったことを思い出しました。
私自身は、もうずいぶん前のことですが、社会人になってすぐ、お給料をもらえたうれしさで、漫画を30巻セットを何セットもまとめて買いこんだりしました。おまけみたいな小さなモノや、化粧ポーチなど、山のようにいっぱいため込んでいることに気が付きました。当時は本当にうれしくて、いろいろなものをたくさん買ってきました。今でもなかなか捨てられないのですが、少しずつまとめています。
片づけは、自分が残したいものと、親が残したいものが違い、価値観の違いがあって、面倒だと思っていましたが、片づけを習ったあと、少しずつ私が自分のものを中心に片づけていると、母が片づけに協力し始めてくれるようになってきました。今が片づけるチャンスだと思い、親のものも、頑張ってみようと、家の中の片づけ始めました。
家の中をみてみると、田舎なので、大勢のお客様がくることを想定して、いろいろなモノがあることに気が付きました。押し入れの中には、毛布20枚以上、お客様用の布団は10組以上、取り皿と大皿、小皿のセットがそれぞれ30人分以上、座布団は5枚組のものが5セットに、追加で買い足したものを含め合計30枚以上ありました。さらに、折りたたみのテーブルが3つぐらいと、動かせない、折りたためないテーブルが2セットなど、収納しきれず、廊下や外に出ていて、危険な状態でした。もう20年くらい、大勢の方が我が家に泊まることはないにもかかわらず、です。2-3人のお客さまがいらしても、うちで食事をすることはなく、直接お店に行くので、どれも使ったことはありません。
さすがに重たいものはいっぺんには処分できないので、母と一緒に、汚れているもの、使わないものを中心に、少しずつ、捨てたり、重たいものは親戚の力を借りて、動かしたり、片づけを始めました。
着ていない衣類もかなり処分しました。80円という黄色く変色した値札のついたシャツが出てきたときは、あまりの古さにびっくりしました。
箱に入ったまま使っていないタオルも山のようにありました。タオルは、きれいなものもたくさんありましたが、汚れているものもたくさんあったので、処分できるものは処分しました。
いろいろなものをかなり処分できましたが、母にはお気に入りのブラウスが何枚かあり、ささやかなおしゃれを楽しんでしることがわかりました。ふだん自分の身なりを後回しにする母なので、お気に入りのブラウスだけは、あまり着ていなくても、大事にとっておくことにしました。
そんなふうに、週末に少しずつ一緒に片づけをしていた矢先、母が体調をくずし、つい最近、入院してしまいました。仕事と、母の入院が重なり、今はたいへんですが、それでも、母が片づけなくてはいけないと思ってくれただけでも、ずいぶん気分的には楽な状態だと思います。
今は病院を往復しているだけで余裕がないのですが、自分の身の周りも含めて、もっと片づけなくっちゃ、という気持ちは高まっています。
これからも、大人片づけをしたり、ライフメモを書いたりしていきたいと思っています。まずは自分の家を片づけて、それからお困りの誰かのお役に立てるようになれればうれしいと思います。(Y・Yさん 群馬県40代女性)
大人片づけ講座を受講して、人間は生きていくとモノが増えていくが、自分が最後には、何も持って死んでいけないのだから、今から本当に必要なものを選んで生活していかなければいけないと思いました。
今年亡くなった主人の母の空き家を、どうしたらいいかと思っていました。大人片づけ講座を聴いて、少しずつですが、はやく片づけていきたいと思いました。
自分でライフメモを書いてみて、遠くに住む母の好きな華道の趣味について、思いを巡らしました。ライフメモで話の糸口がつかめたような気がします。1週間に1度の定例の電話では、話を盛り上げることができました。
1年に1度くらいしか帰省できないのですが、この夏の帰省時には、ライフメモを一緒に書いてみようと思っています。(H・Tさん・神奈川県・50代女性)
好きな物が安くても変える現代社会。増えるばかりで片づけ・整理がうまくいかない現実。わかっているけど、つい……、で自分自身にも甘えがあることが,受講してよくわかりました。
段どりのよい片づけ方法や、ライフメモは、とても役立つと思いました。モノの片づけだけでなく、書類の手続きや片づけなど、親が元気なうちに、優しい言葉かけをして、片づけてあげたいと、思いました。
メソッドを活かし、自分自身も、また、親の家の片づけも、ライフメモを活用しながら、コミュニケーションをとり、楽しく片づけを実践していきたいです。(S・Yさん・東京都・50代女性)
私たちが小さかったころの楽しかった思い出を、「ライフメモ」という形で、親と一緒に作ることができたら、親とのこれまでの人生がいとおしく感じられると思いました。親のほうからは、子どもに迷惑をかけたくないという気持ちが伝わってきているので、具体的な片づけのアプローチを実践し、親にはこれからの余生を気持ちよく過ごしてほしいと思いました。(K・Eさん・神奈川県・40代)
モノがあふれる自宅、親の家を見るにつけ、どうしたらいいかと思っていました。
単に捨ててモノを減らしてもまた(親たちはすぐに買ってしまって)モノが増えるのは明らか。
「大人片づけ」は、モノを片づけるのではなく、「人生の総仕上げ」「命を守る」ために、生活をシンプルにするのだというお話でした。片づけらえる側(親)も、片づける側(親)も、納得のいく、素晴らしいメソッドでした。
ぜひ活用していきたいと思います。(A・Fさん・東京都・50代女性)
いつ親が亡くなるかはわからないため、もしもの時の準備はとても大切だと感じた。その準備として、コミュニケーションをとりながら、片づけができれば理想である。元気なうちに、アクションプランを決めて、少しずつ始めていきたい。大人片づけは、周りの人を笑顔にできる力があると感じた。(小谷野大輔・東京都・男性)
好きな物が安くても変える現代社会。増えるばかりで片づけ・整理がうまくいかない現実。わかっているけど、つい……、で自分自身にも甘えがあることがよくわかりました。
段どりのよい片づけ方法や、ライフメモは、とても役立つと思いました。
モノの片づけだけでなく、書類の手続きや片づけなど、親が元気なうちに、優しい言葉かけをして、片づけてあげたいと、思いました。
メソッドを活かし、自分自身も、また、親の家の片づけも、ライフメモを活用しながら、コミュニケーションをとり、楽しく片づけを実践していきたいです。(上原さあやさん・東京都・女性)
80代の親が4人おり、年々問題が複雑になってきています。高齢者に対して、どんなふうに言葉かけをすれば、聞く耳を持ってくれるのか、知りたくて受講しました。声かけの仕方や、片づけを言い出すタイミングがわかりました。実子でも、嫁の立場でも、声かけは難しいとは思いますが、よりよく生きるための片づけなので、働きかけてみたいと思いました。(N・Kさん・神奈川県・40代女性)
母の葬儀を経て、人を呼べる部屋にしたいと思って受講しました。色々根本的に、物をしまう場所や、家族間の物の扱い方を考えるようにしたいと思いました。親身になって教えていただいたので、軽い気持ちで受けることができました。家ですぐに実践したいです。(S・Nさん 東京都・40代女性)
親が高齢になっていくうえで、大人片づけの講座の内容は参考になると思って受講しました。実家ですぐに実践しようと思いました!!勉強になることがたくさんありました。次の講座も受講したいです。(S・Mさん 大阪府・30代女性)
親との同居しています。片づけについて意見が合わず、悩んでいたので受講しました。今欲しい情報が詰まっていました。すごく勉強になりました。今の仕事をしながらになりますが、次の講座を受講して講師の仕事をしてみたいと思いました。(Y・Mさん 大阪府・50代女性)
あまり目につかないところが、案外片づいていないので、勉強してみようと思って受講しました。片づけの手順が和わかって、参考になりました。おもしろそうな業界なので、仕事をしてみたいなあと思いました。(H・Mさん 大阪府・40代女性)