先日お会いした、50代女性の話です。
実家の母が古い百科事典を捨ててくれないとのこと。
ウチと同じですねと笑いあいました。
高齢の方ほど、本は貴重品。
服は捨てても、本は捨てないという方はたくさんいらっしゃいます。
高いお金を払って買った百科事典ですし、捨てるという発想はありません。
百科事典は、本としての役割を終え、もはや良き時代の思い出の品です。
きちんと、安全にしまっておいて、いまリアルに読んでいる本を取り出しやすいところにしまうことで、決着します。
親世代にとって、本は知識を吸収させていただく先生です。
基本的には、丁寧に収納します。
百科事典以外の本はどうでしょうか。
親の興味のあることがわかりますから、聞いてみると、会話が弾みます。
実家の片付けで、本を整理していて、子世代の知らない趣味がわかったということをよく聞きます。
コミュニケーションのきっかけにできるといいですね。
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