どんなに仲の良い親子でも、「実家の片づけ」を言葉にしたとたんに
激しい言い合いになることも…
とくに母娘のケンカのもとにはワケがあります。
そのベスト1はというと…、
「親子なのでつい気がねなく本音を言ってしまう事」なのです。
親子だとつい、わかり合えるという前提で話をしてしまいがち。
でも、文化も価値観も生きた時代も、違うのです!
それこそ、親の住んでいる星が違うのではないかというぐらい違っています。
でも親子だと、「わかってくれて当然」と無意識的に思いこんでいるのです。
しばらくぶりに会うとなおさら、ギャップが開いているものです。
それに、拍車をかけるのが、親の高齢化です。
一度できた固定観念を変えることは、なによりも難しいのです
そして、認知症の兆しが見え始めれば、確実にゴミ屋敷化が進むのです
私は「親を他人と思いましょう」などと何の解決にもならないことを言いません。
高齢で片づけが出来なくなっても尚、「片づけは結構」とつっぱねる親には
諭そうとしたり、上から目線で「片づけて」と言ってはいけません。
親には、親のプライドがあるのです。
優しく、「地震が起きたら何を持っていくか用意しようね。心配だから」と言いましょう。
諦めずに、言い続けるのです。
心配されてイヤな親はいません。ましてや、可愛い子どもにです。
お薬手帳の中身を持ち出しノートに書き出してあげたり、
出来るお手伝いをすることで、分かり合えることがあります。
実家の片づけは、その程度から始めると心得ましょう。
何を準備し持って行くかは、詳しく大人片づけ2級講座でお伝えしてまいります。
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