フェリシアラボ/エグゼカレッジの高橋和子です。
空き家問題が、社会問題化していますが、
人口減少が続く日本で、空き家が今後も大幅に増加し続けるのは間違いない事実です。
全国の空き家は2013年時点で820万戸、空き家率は13.5%と過去最高を更新しました。
さらに2018年には空き家が1079万戸を予想(総務省の住宅・土地統計調査)
爆発的な増加となる見込みです。
空き家関連で、大変興味深い調査があります。
「実家に対する思い」についてのアンケートで、
自分の実家は約3割の人が「空き家」になると思っているのです!
http://www.athome.co.jp/vox/report/all/53052/
(アットホーム調べ)
将来実家が空き家になる可能性について「ある」と答えたのは29.1%。
理由は、「誰も住む予定がないから」が61.1%。
「自分も兄弟・姉妹も家を持っているから」(32.8%)
人口減少により、一人っ子もしくは、子どものいない世帯が増え、
持ち家だったり、住環境が違ったりと、実家には住めない事情や
住む家が余っているという事実が見えてきます。
とにもかくにも、誰にとっても身近な問題です。
実家がいつでも癒してくれる安心の場所だったのは過去の話。
実家が空き家問題に直面する時が、すぐそこまでしのびよっているのです!!
自分の実家が空き家にならなくても、近所に空き家があって、それがゴミ屋敷化したら、
景観・衛生・防犯など問題はさらに多岐に渡るのが空き家問題です。
もう、他人事では済まされない状態です。
空き家問題対策を片づけの専門家の視点として、
また、実家を相続した経験を踏まえて、これから書いてまいりますね。
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