私たちに、いつ起こるかわからない「突然」の出来事。
台風などの自然災害に限らず、入院、怪我、……そして、3・11のような大きな地震
そんな、いざ、もしものときのために準備しておいたほうがいいのが、「エンディングノート」。
こんなにいろんな出来事があると、ブームになるのも、うなずけます。
「エンディングノート」というと、なんだか、ターミナル、終わり、という意味を連想するかもしれません。
でも、「今の生活の覚書のようなもの」ととらえれば、これから先をどうするかを
とらえるための「未来形」のノートです。
シングルの方、小さなお子さんのいらっしゃる方も、必要性を感じていらっしゃいます。
ましてや、決してご高齢の方だけに必要なものではありません。
日頃から、預金、年金、保険、大事なものの保管や管理、大切な人の名簿など、
いろいろとメモしてみると、自分にとってなにが大切なのか、見えてきます。
そのほかにも、アイバンク、臓器移植等のドナー登録、延命措置や介護の希望、家族へのメッセージや思いなど、考えてみるといいですね。
危機管理ととらえると、なんだか小難しく感じるかもしれませんが、
人生の整理、情報整理の一環として考えると、割と気軽に取り組めます。
思わぬ発見があること間違いなしです。