家じゅう散らかっているけれど、どこから片づけたらいいかわからない!
という場合は、どうしたらいいのでしょうか。
そんな時は、重要な物の整理から始めることをおすすめしています。
チェックしておきたい重要物ベスト6はこちら!
【チェックしておきたい重要物ベスト6】
1 現金 (家のどこにあるか?封筒に入ったままの現金はないか)
2 預貯金通帳・印鑑(全部あるかチェック)
3 保険証・お薬手帳・医療書類
4 保険証券・年金手帳類
5 貴金属・宝石類(美術品・骨とう品)
6 家の登記簿・有価証券
通帳などを、たくさん持っている方は、どこの金融機関に何冊、
何口座分をもっているのかを、確認しておきましょう。
保険証券などは、契約したときに、りっぱな収納ファイルをもらえる場合がほとんどです。
しかし、いざと言う時にどこにあるか分からないのも保険証券です。
私の実家も両親の保険証券は行方不明のままでした?!
重要物は、メモなどに書き出して、どこにしまってあるのか、確認すると、わかりやすいですね。
■意外と簡単にすすむ 重要物の整理
上記6つは、保管が必要なモノばかり。
「捨てようかどうしようか」と、ほとんど悩むものではないので、
意外と簡単に片づけられるものです。
そして、どれも、ご本人と、共有できる特別な家族以外は、触ることのできないものばかり。
業者に一任、というわけにはいきません。
日ごろから、どこになにをしまっているかを自分で把握しているだけで、
日常生活の中で安心感は増します。
ぜひ、片づけたいと思ったら、ご自身で確認をしておいてください。
■最重要なのは、「命」です
上記の6つの項目のものは、どれも重要な物ですが、
かけがえのない、“最”重要なのは、やはり「命」。
命あってこその、重要物です。
いざとなったら、通帳や権利証は再発行できますし、
緊急の場合は保険証がなくても治療を受けられます。
地震などが起きて、大事なものだけ持ち出すという場面に直面したら、
実際に、上記6項目のモノを持ち出せるかどうかは、わかりません。
命あっての物ですから。
そんな風に思うと重要物のチェックができたら、
命を守ることを第一に、片づけをすすめたいと思います。
重要物を選り分けた後に片づけると、気持ちがらくになり、サクサクすすみます。
病歴のある方は、上記の医療記録や薬手帳などの整理は、薬の整理も含めて
日ごろから優先しておくといいでしょう。
重要物を確認したら、実際に次の片づけステップである、防災片づけに進みましょう。
片づけようと思っても、何から取り掛かったらいいか、わからない場合は、
ぜひ、「何をおいても重要物」と思って、トライしてみてください。
年代にかかわらず、必要な片づけの手順です
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