年末ですね。キッチンの大掃除と共に冷蔵庫や食品庫の片づけをすることも多いと思います。
冷蔵庫の中を片づけないとおせちが入らないご家庭もあるかも。
この際、ストック食品や乾物・粉物などの整理をしておきましょう。
ポイントを2つチェックしてみましょう。
ポイント1 侮れない賞味期限・消費期限の認識
言うまでもありませんが、食品の片づけといえば、賞味期限や消費期限が過ぎていたら処分するのが王道です。みなさんもそうしていると思います。
しかし、ここで問題になるのが、見た目が食べられそうなものがたくさんあることです。
見た目がいたんで見えないので、年齢を問わず、「食べられる」と思ってしまうことです。
粉物や乾物など、ぱっとみただけでは変化がなさそうなものがあり、問題ない!
そんなこんなで、いざ処分となると、「大丈夫だから」と理由をつけて、捨てられない人が多くいます。
「多少、期限がすぎていても、いままで食べていたから、大丈夫」という方がいらっしゃいます。この前も「冷蔵庫の片づけ法」で講演した時に、「賞味期限があるからムダな廃棄が増えるんだ!」と声高に叫ばれている方がいました。
でも、やはりここは、いくら見た目がなんともなくても、期限切れに気づいたら、いったんは処分していただくことをおすすめします。
何故なら、食品は、健康に直結するからです。
体力のないときに口にすると、体を壊すことになりかねないからです。
高齢者は免疫力の問題で、昨日はお腹を壊さなくても今日は壊すかもしれないので、注意が必要です。
また、冷蔵庫に入れたからといって、安心は禁物。
冷蔵庫は、魔法の箱ではありません。冷蔵庫の中でも繁殖する菌はいるのです。
賞味期限前でも、もう食べないと思った時点で処分するのもおすすめです。
ポイント2 食品の買い物上手になる
片づけは、捨てたらおしまい、ではありません。
片づけは生活の一部なので、毎日、毎日、続けなければならないのです。
大事なのは、「いま、ここから」です。
今まで買いすぎて、溜め込みすぎたのですから、いまここから、使いきる量だけ、捨てなくてもいい量だけ買い物をすることが、大事なポイントです。
年末セールや安売り・限定品にこころを奪われてはいけません。
余らせて捨てる事は、もったいないことです。大量廃棄は環境にもよくないです。
割高と思っても使いきる量だけ買うのです。適量を買うクセや適量を持つクセがつけば買い物上手になれた証です。
ラップも、ソースも、調味料も、日持ちがしそうなものも、これを機会に、持ち方を一度見直していけるといいですね。
一緒に暮らす家族が進学や就職や結婚で減ったりして、食品の必要な量がかわってくることもあります。ぜひ、食品の買い物上手になって、キッチンのスッキリを実現してください
◆婦人公論で紹介された「大人片づけ講座」大人片づけの体験版
https://www.exepromo.jp/info/2016/03/683.html
◆読売新聞で紹介された「大人片づけインストラクター共通中級講座」一箇所必ず片づく講座
https://www.exepromo.jp/promo_course/second_class/